ジャネット・カリスター・ヘイルズ・ベッカム

第10代中央若い女性会長

1992-1997年

引用

「今日,わたしたちが心の内にある霊性を築くことは非常に重要です。信仰を行使し,その霊の成長を感じるとき,皆さんはさらに安心を感じ始めるでしょう。より自信を感じることでしょう。完全に天の御父を信頼し,神の証人として立つということはどういうことかを次第に,より完全に理解するようになるでしょう。義にかなった,問題を解決する信仰を持った女性となるとき,主を代表し,主の御業を行うことを学ぶでしょう。」

(ジャネット・C・ヘイルズ「霊的に成長する」『聖徒の道』1994年7月号,98)

実話や物語

「娘4人のわたしたち家族に男の子が生まれたとき,周りの人たちも喜んでくれているように見えました。自分自身一人息子であった父に,家名を継ぐ人ができたわけです。しかし,数か月して,トミーには重度の障がいがあることが分かりました。わたしは外の世界で感じていた力とはまったく反対のものを心に感じるようになりました。愛,優しさ,思いやりといった新しい面が育まれていったのです。わたしは,両親がそれまでの生活を変えてまで,トミーを5年半にわたり優しく看護するのを目にして育ちました。弟は座ることも話すこともできませんでしたが,ただそのほほえみだけで部屋中を暖かくしてくれました。町中の人が前よりも優しくなり,関心や思いやりを持つようになったように思えました。家の外のものに対する恐れが消えていきました。母と弟が家にいるということで,家に安心感を感じました。夜は,両親がいました。家の中がもっと温かくなったように思われました。それまでとは違った力がありました。それは,自分の心の中から大きくなっていくように見えました。友達などから得たその場しのぎの力とは異なり,もっと永続性がありました。それは慈しみの力,愛の力であり,静かで平安なものでした。」

(ジャネット・ヘイルズ・ベッカム「慈しみの力」『聖徒の道』1996年1月号,11)

イベント

  • 1992年—若い女性の第3回世界祝典「光の中を歩む」が開かれる。
  • 1993年—奉仕,霊性,および若い女性の徳質に焦点を当てたキャンプの新しい手引きが導入される。
  • 1994年—若い女性125周年が祝われる。
  • 1994年—扶助協会とは別の,最初の中央若い女性集会が開かれる。
  • 1995年—若い女性の第4回世界祝典「言葉を試す」が開かれる。